線状降水帯とは?突然の豪雨・停電に備えて考えたい企業のBCP対策
近年、ニュースや天気予報で耳にする機会が増えた「線状降水帯」。短時間のうちに大量の雨が降り続き、道路の冠水や河川の増水、浸水、土砂災害などにつながる可能性があります。
また、「ゲリラ豪雨」と呼ばれるような、突然の激しい雨も珍しくありません。今回は、線状降水帯をきっかけに、企業が考えておきたい防災とBCPについて考えます。
線状降水帯とは?
線状降水帯とは、発達した積乱雲が次々と発生して列をなし、数時間にわたりほぼ同じ場所を通過・停滞することで生まれる、強い雨の領域です。
同じ地域に強い雨が長時間降り続くため、大雨災害の危険度が急激に高まることがあります。
「ゲリラ豪雨」とは同じもの?
線状降水帯と、一般に「ゲリラ豪雨」と呼ばれているものは同じものではありません。「ゲリラ豪雨」は気象庁の正式な予報用語ではなく、短時間に狭い範囲で急激に強い雨が降る現象は「局地的大雨」などと表現されます。
違いはありますが、企業の防災という視点では、「想定以上の雨が突然降る可能性がある」ことを前提に備えておくことが大切です。
大雨のあとに起こることまで考える
豪雨災害というと、浸水や冠水、土砂災害などを思い浮かべる方が多いと思います。もちろん、人命を守ることが最優先です。
そのうえで企業や施設では、「災害のあとに事業をどう続けるか」という視点も必要になります。例えば停電が発生すると、次のような影響が考えられます。
・パソコンや業務システムが使えな
・インターネットや通信設備が止まる
・照明や空調が使えない
・冷蔵・冷凍設備を維持できない
・スマートフォンやEVなどを充電できない
大雨への備えでは、「雨をどう防ぐか」だけでなく、「もし被害が発生したら何を維持するのか」まで考えておくことが大切です。
そこで考えたいBCP
BCP(事業継続計画)とは、災害や事故などの緊急事態が発生した際にも、重要な業務をできるだけ止めず、早期に復旧できるよう事前に準備しておく考え方です。
大雨そのものを止めることはできません。しかし、停電したら何を動かすのか、何時間の電力が必要なのか、誰との通信を維持するのか。こうしたことは、災害が起きる前に決めておくことができます。
まずは「停電したら困るもの」を考えみる
BCPを考える最初の一歩として、「明日、この建物が停電したら何が困るだろう?」と考えてみてください。
通信なのか、照明なのか、冷蔵設備なのか、パソコンなのか、EVなのか。業種や施設によって、止まって困るものは異なります。自社にとって必要な機能を整理することが、現実的なBCP対策の第一歩です。
大雨への備えを今一度考えてみませんか
線状降水帯や局地的な豪雨を完全に防ぐことはできません。だからこそ、「どう備えるか」「何を守るか」「どう事業を継続するか」を平常時から考えておくことが大切です。
COCOPLUGでは、EV充電設備だけでなく、BCP対策や非常用電源など、災害時のエネルギー確保についてもご相談いただけます。
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